流行性角結膜炎(はやり目)について

暦の上では秋ですが・・・まだまだ残暑が厳しいですね。もう少しすると朝晩が涼しくなってくるでしょうね。この時期は夏の疲れもで初めて、また気温の変化に伴って体調を崩しがちです。生活リズムを整えて元気に過ごしたいですね。最近のあゆみキッズは、流行性角結膜炎やアデノウイルス感染症、RSウイルス感染症などの感染症での利用が多くなっています。今回は、流行性角結膜炎についてお知らせします。

〜流行性角結膜炎(はやり目)~

原因▶︎主にアデノウイルスによる接触感染です。感染力が非常に強く、「はやり目」とも言います。アデノウイルスですが、プール熱(咽頭結膜熱)とは型が違う為、「はやり目」の時には、喉の痛みや高熱などは見られません。

潜伏期間▶︎8〜14日

症状▶︎目の充血、目やに、涙目、目がゴロゴロして違和感がある。まぶたの腫れ、眩しい感じなど、片目が発症して3〜4日後にもう片方の目も発症することがあります。10歳以下では、浸出液でまぶたの内側に白くて柔らかい膜(偽膜)ができることがあります。

治療▶︎特効薬はなく、他の感染や症状の悪化を防ぐ為に抗菌点眼やステロイド点眼を使用します。

〜ケア〜

・目やには、ティッシュや清浄綿で拭き取りすぐに捨てましょう。

・感染した目に触れた場合は、流水と石鹸で手を洗いましょう。

・点眼時は、使い捨てできるティッシュなどを使用しましょう。

・家族に感染しないように、治るまでタオルなどは共有しないでください。