食中毒に注意!

新型コロナ緊急事態宣言が解除され、県外往来も緩和されましたが、コロナ感染者は増え続けています。これから益々多くなることが予想されます。一人ひとりが感染防止対策をしっかり行って、感染拡大防止に繋げたいですね。

最近は気温も上昇して、各地で食中毒が多発しております。新型コロナにより、テイクアウトも増えている中、それぞれに気をつけて過ごしたいですね。今回は食中毒についてお知らせします。

〜食中毒に注意しましょう~

・6月から9月にかけては、食中毒が多く発生します。この時期は細菌が繁殖しやすい条件が揃っているからです。

・ほとんどの細菌は10〜60℃で増殖し、36℃前後でもっともよく発育します。

「食中毒の主な種類と特徴」

〜腸管出血性大腸菌感染症〜

・激しい腹痛や水様性の下痢、血便、嘔吐、発熱が出現し、脱水症状になり、最悪の場合死に至ることもある。

〜サルモネラ菌〜

・食中毒の中で一番多く、主に卵類や肉類などの菌に汚染された食品から感染する。

〜カンピロバクター〜

・鶏、豚、牛などの家畜の腸に住む菌で、犬、猫、ネズミも保菌している。3日間の潜伏期間後、下痢、腹痛、嘔吐、発熱、血便、頭痛、筋肉痛が出てくる。

〜ボツリヌス菌〜

・土や海中の泥の中に繁殖している菌で、蜂蜜にも含まれる。

・吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、脱力感、めまい、倦怠感が主な症状。

・1才前後の子供に蜂蜜を与えるとと、突然死の原因にもなるので注意が必要。

●食中毒予防の三原則●

①つけない(清潔)

・食品に菌をつけないように清潔を心がける。

②増やさない(迅速/冷却)

・食品についた菌が増えないように、迅速な調理・提供と冷却を心がけましょう。

③やっつける(加熱)

・食品は中心部が75℃で1分間以上加熱をする。

※こまめな手洗い、清潔な環境での調理、食事や食材の長時間放置を避ける。